養老の廃校

「養老の学校跡」

 前回に引き続き、養老物件の現地確認の帰りに寄りました。

 数年前から使用廃止になっていたので、そろそろよい感じに廃校が仕上がっているかと思いきや、グラウンドや体育館は現在も利用されていて、落書きも無ければ、割れた窓も無し。しっかり管理されており残念です。道路を挟んで隣接する中学校が、部活動などで使用しているみたいです。うわさではいまだ活用を検討中とのこと。けれども、最近の学校舎では定番の耐震工事もされていませんし、使うにも壊すにも費用のかかる話で、おそらく建物の老朽化が問題となるまで放置されると想像します。

 ある物件オーナーさんに「少子化対策など無意味。景気がよくなり収入が増えればおのずと子が増える」と言われました。物件の供給過剰、増加する空家問題などなど、不動産価値を左右する重大な要素を少子化と捕えていましたが、そればかりでもないようで。

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