日東あられ社屋跡
<日東あられ跡>
大垣市のお隣、揖斐郡池田町です。地元の大手企業の消滅はなんとも侘しいものです。大きすぎて沈みそうもない舟でも舵取りを誤ると、座礁してしまうのですね。
ここで一句「兵法の 舵をとりても 世の海を 渡りかねたる 石の舟かな」 by柳生石舟斎
一芸に秀で、人材に恵まれても、時運を掴みきれないと、どんな組織でもあっさり解散の憂き目をみます。大船の座礁といえば、タイタニック号ですが、あの事件こそ、企業を襲う不運の最たるもの。内実は犯罪以外のなにものでもありません。けれど、試験航海時の事故によって運行が不可能となり、しかも保険金が支払われないとなれば、企業の存亡に関わる話、隠蔽したくもなります。そもそもオリンピック号の事故が不運なのか、それとも隠蔽工作の失敗が不運なのか。破綻の運命は避けられないものなのでしょうか。
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