大垣駅前商店街その1

 大垣駅前通り、アーケード上の建物です。こんな感じの建物が並んでいます。老朽に傷みつつ、歳月に耐えている感じがたまらなく魅力的です。窓のサイズや配置、色使いなど、センスを感じる素敵なビルです。掠れて読み難いですが、白い看板には「ナンデモヤ」と書かれています。この看板が掲げられたころは、電球は電気屋、鍋は金物屋でしか買えませんでした。ナンデモヤとはデパートやショッピングモールの原始的スタイルです。当時は相当に斬新でした。

 懐古すると、世の様変わりには戸惑うほどです。world wide webとはよくいったもので、世界の情報がライブで体感できるし、電話が持ち歩けるようになるなんて。とはいえ、1997年、ニューヨークのマッハッタン島は刑務所になっていませんし、2001年に宇宙旅行はできませんでした。「ブレードランナー」の設定は2019年ですが、自動車が空中を飛ぶことはないでしょうし、ブラウン管のモニターはもうあまり見かけません。「甲殻機動隊」の設定は2029年です。手術は怖いですが、可能なら電脳化したいです。10年後の世界、生き残って是非見てみたいものです。

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