受円寺表門
<受円寺表門>
大垣市指定重要文化財 「受円寺は、弘仁6年(815)伝教大師最澄の創建と伝えられ、堂塔伽藍を配したが、織田信長によってことごとく焼かれ、この表門のみ火災をまぬがれた。表門は木造本瓦葺の四足門で礎盤を刻んだ柱は大斗肘木で桁を支え、反りの強い虹梁に唐草を彫り込んだ簡素な組み立てになっており、室町時代初期の建築様式をよく伝えている。」
大垣市笠縫町553あたり。
1200年前から奇跡的に残った建築だそうです。長島一向一揆討伐といい伊賀攻めといい、合理的思考の信長には宗教特有の観念や、化生のごとき忍者は、天下布武にとって邪魔であると判断したのでしょう。信長の苛烈な処断を聞いて常に思い出すのはこの言葉、「伊賀のものいちにんも生かすな」です。
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