徳山ダム
数十年ぶりで徳山ダム行って来ました。想像していたより少し小ぶりな印象。雪もないのに積雪対策で入場が制限されており駐車場周辺から変哲ないダム湖を眺めるより他になく・・・・。普段は放流の様子が観られたり、施設の見学もできるようです。無料の駐車場も整備され、展望台(雪もないのにこれも積雪対策で入場不可)あり、管理事務所併設のトイレもあります。冬場でなければ売店の営業もあるのでしょう。熊注意の張り紙がありますが、普通な感じで野生猿がいます。
平日午後。行き道では「冠山峠道路」とフラッグを付けた何台もの大型ダンプとすれ違いました。一度など、センターラインオーバーのダンプにカーブで出くわし、急ブレーキを踏みました。厭な予感があったので慎重運転していて命拾いです。ダムでの先客は僕と同じ物見遊山と思われる若い男性が一人と年配の男性が一人。帰り道ではバイク2台、乗用車2台とすれ違いました。藤橋城プラネタリウムも休館中らしく、そもそもがシーズン外なのですね。
若い時分、徳山村がダムに沈む前には何度も遊びに来ていました。人に話したいエピソードも沢山あるのですけれど、ひとつだけ選ぶなら「白い犬」の話。は、長くなるので、「赤い怪光」の話。深夜、ここ徳山村からの帰り道、必ず渡る赤い鉄橋にさしかかったときのこと、突然、渓谷の山の斜面が赤い光に照らされたのです。光源は鉄橋の真下あたりで見ることはできません。不審に思っていると今度はカーコンポのCDが曲の一節を無限ループ。「UFOだ」と思い込んだ僕は、慌ててペンで現在時間を手のひらに書き込み、危険な山道をタイヤを鳴らしながら逃げ下りました。後日、冷静になって検証してみても、自分の車のブレーキランプのはずもなく、橋梁の補強工事や水質検査などが行われていたとしても夜中のことですし、なぜ赤色光なのかと。両側の山全体を照らすほどの光度の説明もつきません。CDにしても一度も故障したことがないにも関わらず、タイミングが良すぎています。果たして、あれは何の光だったのか・・・・。
それ以後同様の経験もなく、多少の人体改造はされたいくらいですから別にいいのですけれど。ただ、これだけは言えます。幽霊より宇宙人の方が怖い。
さて、今日の廃墟。ということで、大垣市役所の旧庁舎です。ご覧のように取り壊しが始まっています。来たいと思って訪れたことなど一度もないのに、何故が胸をふたぐ哀惜の念。補強して化粧直しすればこの先何年も使えるのに。今後行政手続きのIT化を促進するのであれば、なおのこと中身だけを新しくして、外観に象徴されるものを歴史伝統と捉え、この素敵な建造物は是非にも残してほしいです。なんでも大きく新しく(ちなみに隣が新庁舎)すればいいというものではありません。五人の市長を生贄にしたと謂われるこの大垣市の象徴的な建物も、間もなく瓦礫と化します。残念なこと。
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