霞間ヶ渓スポーツ公園

確か読みは「かまがたに」。大垣市の隣、池田町です。池田町の総合体育館に隣接した公園に行って来ました。スポーツ公園とありますが、多目的グラントにミニゴルフ場にテニスコートがある他には特段アスレチック要素のある遊具や器具はありません。最近の官製公園は事故を恐れてどこも非常に簡素です。平日の昼間、孫と遊ぶ年配の男性が一人と犬と散歩するご婦人がひとり。目が合えば挨拶するつもりの僕に対し、どちらの方も目を伏せ、如何にもこちらを警戒する気配。時節柄ということなのでしょうが、出歩くことに罪悪感と気まずさを感じなければならないとは厭な世の中になりました。この閉塞感も僕に言わせれば官製です。と、愚痴はこのぐらいに。

上掲は隣接した「チャレンジ広場」にあるスケートボードやインラインスケート用のハーフパイプです。この他にも倉庫には組み立て式のスロープもありました。ここも池田町管理で、インラインの教室などもあるような。木製パイプの表面は剥離して傷んでいて、付属施設を見る限り現在は休止しているような。取材もせず勝手な印象ですけれど。僕の若い頃にはこんな施設は皆無でした。山の中のダム関連や排水施設に不法侵入して遊んでいたものです。公訴時効も過ぎていますので、何卒ご容赦。

結局運動らしいことは何一つせず。ただ、個人的には衝撃的な出来事がひとつ。スポーツ公園からこの広場に渡るには小川と道路があるのですけれど、この川、若い時なら容易に飛び越えた川幅です。そのジャンプが怖くてできません。何度かの助走と逡巡。結局、遠回りして橋を渡るという為体。別に、失敗して濡れることや怪我をすることが怖かった訳ではありません。怪我をした場合の治療費が怖かったのです。人生の諸段階において、恐怖の対象は様々変化していくものですが、この「金」という存在。果たして恐れるべきものかどうか。この体験を得て、僕はなんとなく終わっているのかも知れない・・と、何故ともなくそう思ってしまいました。

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